変態設立事項って、ちょっぴりHな響き

タイトルは、クレヨンしんちゃんのヴォイスで脳内再生して頂ければ、と。

中小企業診断士の勉強は、ちょこちょことしているので、本年度の試験は1次試験も合格できるか、かなり怪しい赤信号ではあるのですが。
知識が増えないとどうしても正解できない、記憶系の分野に狙いを絞って勉強しようかと思っている訳です。

今は会社法に関わる所を勉強していますが、どうしてもタイトルの「変態設立事項」については、ツッコミせざるを得ない。
なぜ、こんな名前にしてしまったのか。
世の法律専門家は、おそらく会社法の基本くらいは普通に勉強するはずなので、皆さんこの部分の学習でニヤニヤしているのでしょうか。皆さん、ムッツリですね!
あまりこの名称にツッコミが入ったブログなどが引っかからなかったので、まぁ私が自意識過剰ということもあるかもしれません。

自分の知識の整理のために、変態設立事項が何物かということも簡単に記載しておこうかと。
株式会社を設立する時には、必ず定款(ていかん)を作成しなければならないのですが、その中でも必須記載の事項と任意記載の事項があるそうで。
例えば、ECサイトに会員登録する時に、必須入力項目と任意入力項目があるようなイメージかと。名前や住所など、本人を特定できる情報は必須ですよね。
定款でも、会社の目的、商号、本店の所在地、発起人の氏名・住所、設立に際して出資される財産の価格(一番最初の資本金となる認識)は必須の事項で、これらを定款の「絶対的記載事項」と呼ぶそうです。
任意の項目は「相対的記載事項」と呼ぶのですが、その中で株式会社の財産に関わる部分は、発起人の都合で過度なルールが設定されないよう、基本的に検査役がチェックしないと正式にOKにならない部分を「変態設立事項」と呼ぶそうです。

ふぅ。長いですね。
ツリー構造で図示すれば、それほど難しくないのですが、いかんせん、法律用語は漢字のオンパレードで、平易な表現にならないので、頭の中でうまく具体例をつけて読み替えないとよくわからないです。

ただ、法律の専門家が「大体のことは法律で説明できる」という視点を持つのはわかる気がします。
会計の専門家が会社の中の経済活動が全て会計的な処理として考えられるように、民と民とのやりとりは、民法が元になっているというか、大抵何かしらの”契約”が関係しているという感じでしょうか。
なにか新しいことを作った時にルールを作る、という観点で、法律の考え方は参考になることが多いと思いました。
(例えば、新しくゲームを作ったりする場合、どういうルールにすれば上手く回っていくか、というのを考えたことがあると、結構法律が上手くできている、と感じると思います)

なるべく、こまめに更新していきたいと思います。

法律の内容は、何度も書き出さないと頭に残りませんしね。